内向型を強みにする

読書メモ続き。


自分の性格について考えると、どうしても自分のことだから特殊ケースみたいに考えてしまうが実はそうではなく、典型的な内向型人間の性向。


> 内向型の人は、各活動にどれくらいエネルギーを取られるか、どれくらい蓄えが必要かを計算し、それに従って計画を立てねばならない。


内向型だから外に出たくないわけではないけれど、外に出る活動は嫌いなわけではないがエネルギーを消費する、というのは実感からしてとても納得感がある。


> 内向型と外向型の第二のちがいは、外部の刺激をどう感じるかにある。外向型の人は、多くを経験したがる。内向型の人は経験したことについて多くを知りたがる。


これもよく分かる。外の未知な事柄への好奇心はあるのだけれど、闇雲に多く経験したいわけではなく、1つ1つの経験を咀嚼したい。


> なかには人間が大好きな人もいるが、彼らは通常、相手がだれであっても、話をしたあとはその場を離れ、ひと息入れる必要を感じる。


いい話をした後でも、その後すぐ家に帰りたくなってしまう。


ユングの話も出てくる。


単なる自己肯定というか自己確認のような読書だけど、精神安定上は良かった。


「内向型人間」ブームというか再評価は、このTEDの講演から始まったのかな。実はけっこう本も出てる。


スーザン・ケイン 「内向的な人が秘めている力」 | Talk Video | TED.com 

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